スクリプト言語の一つ。純粋オブジェクト指向。いろいろな点で非常に自由なのが特徴。
開発者はまつもとゆきひろ(Matz)氏。楽しくプログラミングできる(“enjoy programming”)ようにというのがモットー。
2013年以降、毎年クリスマスにメジャーバージョンアップ(2.xのxが上がる)されるのが恒例。
# jpgファイル一覧を取得
# globでは正規表現ではなくUnix的なglobで指定する
# /**/を挟むと任意の深さのファイルを取得できる
# fにはファイル名が文字列で入る
Dir.glob("./**/*.jpg").each do |f|
# 拡張子を除いたファイル名のみ出力する
if f =~ /.+\/(.+)\.jpg$/ then
puts $1
end
end
ruby
コマンドに-x
オプションをつけると、対象ファイルのうち「#!
で始まり, ruby
という文字列を含む行」以降「OF
(ファイルの終り), ^D
(コントロールD), ^Z
(コントロールZ)または予約語__END__
」までのみをrubyスクリプトとして実行できる。
例として、Windows向けのRubyInstaller2のridk
コマンドとして実行されるridk.cmdは、本質的に
@echo off
"%~dp0ruby" -x "%~f0" %*
@exit /b %ERRORLEVEL%
#!/mingw64/bin/ruby
require "ruby_installer/runtime"
RubyInstaller::Runtime::Ridk.run!(ARGV)
である。
これによりridk.cmdと同じフォルダにあるruby.exeに対して自身を渡し、自身の後半にあるRubyスクリプトを実行させている。
なお、xオプションをつけなくても「コマンドラインに指定したスクリプトが #!
で始まるファイルで、その行に ruby
という文字列を含まない場合、その行を読み飛ばします。#!
に続く文字列が ruby
という文字列を含む行を見つけたらその行以下を Ruby スクリプトとして実行します」という仕様があるため、
#!/bin/sh
exec ruby -x "$0" "$@"
#!ruby
p ARGV
puts "Hello, World!"
はxオプションなしでshのスクリプトとして実行できる。
HTMLやXMLを扱うライブラリ。WebスクレイピングやHTML/XMLの加工・編集が簡単にできる。
cssセレクタによる参照が(XPathを覚えなくて良いので)便利。
最終更新: 2020-09-18 07:40:43 +0900
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